(セ・リーグ、阪神3-0DeNA、24回戦、阪神15勝8敗1分、22日、甲子園)まだ諦めん! 阪神・鳥谷敬内野手(38)が五回のチャンスに代打で登場し、左前へ先制打を放ち、2連勝を呼び込んだ。3位・広島と1・5ゲーム差と再接近。残り4試合。今季限りで退団する男の意地が、逆転クライマックスシリーズ(CS)へ上昇ムードに変えた。
割れんばかりの声援を背に受けて、背番号「1」が打席に立つ。鳥谷が三遊間を一閃すると、さらにボルテージが上がった。今季初の決勝打を放ったヒーローが「鳥谷コール」を受けて、今季初のお立ち台へ。帽子を取って大歓声に応えた。
「(お立ち台に)なかなか立つことがなかったので、懐かしい感じですね。打席に入って名前がコールされたときにすごい声援を感じましたし、この声援にあと押しされて、いいヒットが打てたと思います!」
両者無得点と緊迫した空気に風穴を開けた。五回1死一、二塁で代打で登場すると、先発・バリオスの甘く入った真っすぐを華麗に流し打ち。先制左前打で勝利を呼び込んだ。出場4試合ぶりの安打&打点を記録で、通算822打点目。元監督の岡田彰布に並ぶ球団歴代4位となった。