真中新監督が、強烈な追い風を受けながら船出する。年俸7000万円の3年契約で新監督に就任。スーツに身を包み球団事務所で記者会見し「監督1年目ですが、実質は2軍監督や打撃コーチと経験させてもらった。来年1年が勝負と思い、覚悟して勝負していきたい」と表情を引き締めた。
2年連続最下位。再建の大命題を「投手を含めた守備面」と位置付ける。今季、大ブレークした山田を筆頭に、雄平、川端ら規定打席に到達した3割以上の打者が5人と打線は活発化。一方でチーム防御率4・62は12球団最低で、リーグワースト2位の97失策と伝統の堅守は崩れ去った。
補強の要望も明白だ。「抑え、先発…とにかく投手がたくさん欲しい。あとはショートですね」と真中新監督。会見後にともに明治神宮を参拝した衣笠球団社長は「堀オーナーと話をして、必要あるものは出すという確認をいただいた。積極的に獲りにいきたい」と就任祝いの大型補強敢行を明言した。