5回、サム・グッドマン(左)のパンチを浴びる西田凌佑=トヨタアリーナ東京 プロボクシング元WBA世界ライトフライ級王者の具志堅用高氏(71)が25日、IBF世界スーパーバンタム級暫定王者ののサム・グッドマン(28)=オーストラリア=について語った。
グッドマンは9月27日にトヨタアリーナ東京で行われたIBF世界同級暫定王座決定戦で、同級1位だった西田凌佑(30)=六島=に3-0で判定勝ちした。西田は相手の圧力に屈した。頭をくっつけるほどの接近戦を挑まれ、なかなか腕を伸ばせずにリズムをつかめない。後半は8回に激しく打ち合うなど徐々に打開の兆しも見せたが、反則による2度の減点で反撃ムードはしぼんだ。
グッドマンは愚直に前に出る姿勢が奏功した。得意の距離で上下に強打を当て、最後まで攻め手を緩めなかった。具志堅氏は「グッドマンは打たれ強いしファイターだね。よくパンチもらうんだけどね。倒れない。いい根性してるよ」と評価していた。
■具志堅 用高(ぐしけん・ようこう) 1955(昭和30)年6月26日生まれ。沖縄県石垣市出身。興南高時代にインターハイで優勝し、74年にプロデビュー。石垣島に住む「カンムリワシ」の異名を取り、76年にWBA世界ライトフライ級王座獲得。連続防衛の日本記録が13で途切れた81年の試合を最後に引退。プロ戦績は24戦23勝(15KO)1敗。