女優、石橋静河が主演するNHK連続テレビ小説「ブラッサム」(月~金曜前8・0=土曜は振り返り)。激動の明治・大正・昭和を駆け抜け自由を求め続けた作家、宇野千代をモデルとした主人公・葉野珠の物語。同ドラマの公式サイトで24日までに、第5週(26~30日放送)の予告動画が公開された。
同作は、石橋演じる珠が苦難の中でも「幸せのかけら」を見つけ、常に前に進むことで人々の背中を押し続けた生涯を、大胆に再構成してオリジナル作品として描く。脚本を櫻井剛さんと小松與志子さんが手がけ、語りをNHK大阪放送局の三條雅幸アナウンサーが務める。主題歌はYOASOBIの「咲き誇れ」。
次週のタイトルは「狂騒で、東京」。
★以下ネタバレあり
予告動画は、珠がお笑いコンビ、トレンディエンジェルの斎藤司演じる西洋レストラン「悠樂軒(ゆうらくけん)」店長・熊田に連れられ、ウエートレス姿で店内を歩くシーンから開始。他のウエートレスやボーイは忙しく開店準備をしており、珠の「さすが東京じゃ」という声が重なる。
続いて珠に立ち読みを快く勧めた本郷の書店「ぶくぶく堂」の店主、本田(川島潤哉)が「文学は…」と語り始めると、場面が切り替わり、独自の感性を持つ文壇の寵児(ちょうじ)、作家の秋山格之介(高良健吾)が考え込みながら「呼吸」と声を出す。
トルストイ「イワンの馬鹿」を邦訳した翻訳家で作家、小山牛丸(イッセー尾形)がテンポよく登場。天を見上げて「ああー」と叫ぶシーンも。ここで「騒がしき新世界へ」とテロップが入り、この表示は予告中、しばらく出たままになる。
さらに、日本屈指の文芸雑誌「首都公論」の編集長、黒崎大三郎(遠藤憲一)が悠樂軒にやってきて、珠らしき女性に「素人の原稿を読めと?」とムッとして話しているシーンに。そして副編集長で敏腕編集者の山中勇三(井浦新)が「ただ器量のいい女給ではないと」と編集室で話すシーンにつながる。
さらに場面が変わって、珠が眼鏡をかけた青年と握手しているシーンが登場。作家志望の左良太(北野秀気)だ。大阪ことばの抑揚で「僕は認めるで」と話し、夜道で親しげに珠と握手。珠と下宿で同居している木村保(金子大地)が慌てて駆けつけ、2人の手を振りほどく。この場面に保の「そいつ誰なあ?」という声が響いている。
悠樂軒の店内のシーンが映り、熊田店長は「どなた?」と尋ねている。
さらに黒崎編集長と山中副編集長が悠樂軒で食事。黒崎は山中との会話で「ありゃ天才だ」と語りかけている。その横では珠が静かに給仕をしている。
場面が転換し、珠が下宿の玄関先で、舞い落ちる桜の花びらを追いかけ、笑顔となっているシーンに。「憧れた世界がそこにあったら、触れてみたいと思うでしょう」と話す珠の声が重なり、最後は珠が机に向かって執筆している場面で締めくくられた。
Xでは予告動画をみた人から「来週から珠の世界が明るく、そして広がりそうな予告」「もう次週予告からめくるめく世界みたいになって次々出てくるー!!」「予告に新登場人物多すぎる。楽しみだー」「予告のキャラが追えない位豪華なんですけど」「予告、高良健吾演じる秋山が、高校の頃読んだ教科書の芥川龍之介そのままだったことに感動」といった声があがっている。
また、珠といとこ同士で、将来的な結婚含みで同居している保の行動も話題に。「予告の、ヤキモチ保兄様の仕草がかわいすぎてビックリした(かわいい八つ墓村走り)」「ブラッサム予告の保、可愛いな~。たぶん可愛い止まりなんだろうなあ…」といった感想が寄せられている。