高市首相の新内閣など伝えた「Nスタ」の終了後、スタジオでにこやかに撮影に応じる出水麻衣アナ=東京・赤坂
ギャラリーページで見るTBSの出水麻衣アナウンサー(41)が同局系「Nスタ」(月~金曜後3・49)のメインキャスターに就任してから約半年が経過。新たな情報が続々と集まる夕方の生放送で臨機応変に対応している。さまざまな経験を積み重ねたアナ生活は2026年で20年。「ターボエンジンをふかし過ぎ」の勢いで仕事に向き合った20代を経て「主役は情報」の姿勢から派生する「少しの遊び心」で視聴者に寄り添っている。(ペン・山内倫貴、カメラ・今野顕)
取材日は自民党の高市早苗総裁が初の女性首相に指名され、新内閣が発足した21日。出水アナは「Nスタ」出演後、メインキャスターに就任した3月31日からの半年を「あっという間で目まぐるしく日々が過ぎていますね」と総括した。
本番は約3時間10分の生放送。ともにメインキャスターを務める井上貴博アナ(41)と進行する。夕方は政治、経済、事件など新たな情報が飛び込む時間帯で「夏は線状降水帯の発生などで臨機応変の対応が求められましたが、日々試行錯誤でへこみつつ、なんとか食らいついています」と奮闘中だ。
キャリアとしては2006年の入社後、報道は「JNNニュース」やBS-TBS「報道1930」、五輪は08年の北京、12年のロンドンなど3大会を経験。バラエティーは「世界・ふしぎ発見!」のアシスタントを14年にわたり担当。豊富な経験と正確なアナウンス力などで知られる。
オンエアは報道記者やスタッフの準備に支えられていると自覚しており「それを生かすも殺すも私たち次第。集中しているつもりですが、原稿の読み間違いや段取りを間違うこともあって」と反省する日々を送る。
ミスとの向き合い方は「昔は自分に対する期待が高くて、落ち込むことで自分で自分の首を絞めて、次も(思い通りの動きができなくなる)イップスのように同じようなミスをしたり。今は毎日やっているからこそ、人間らしい気のゆるみもあるので…仕事を通して自分という人間を知っている最中です」とユーモラスに明かした。