四回、2ランを放ち、ベンチに向かってポーズをとる広島・サンドロ・ファビアン=マツダスタジアム(撮影・渋井君夫) (日本生命セ・パ交流戦、広島8-3楽天、2回戦、1勝1敗、21日、マツダ)広島が一発攻勢で楽天に快勝した。ファビアン(前レンジャーズ傘下)が来日初の2打席連発で、連敗を2で止めた。
「大盛の一発がすごかった。みんなモチベーションが上がって、自分の感触は完ぺきでした」
一回先頭の大盛がプロ初の先頭打者弾で口火を切ると、打線が一気に勢いづいた。2-1の二回2死一塁から助っ人が左翼へ豪快な8号2ラン。四回2死一塁から再びファビアンが左翼へ打った瞬間という9号2ランを放つと、最後は五回2死一塁から菊池が2号2ラン。相手を突き放した。
大盛、ファビアン、菊池によるアーチ共演で、2023年9月23日の巨人戦(東京ドーム)以来となる1試合4本塁打。ファビアンが本塁打を打てば今年4月13日の同戦(マツダ)から7連勝というおまけつきだ。
今季10度目の零封負けを喫した前夜から一転し、打線が13安打8得点と爆発。新井監督は「昨日は昨日で、いい投手にいいところに投げられたらそんな簡単には打てない。そのあたりの切り替えができている」と頷いた。
連敗ストップで勝率5割に復帰した。交流戦はここまで8勝9敗。最低限の目標に掲げていた勝率5割通過で終えるためには、22日の楽天戦の勝利が絶対条件。指揮官は「最後、いい形で締めくくりたい」と力を込めた。交流戦のラストを白星で飾り、リーグ戦再開へ弾みをつける。(西垣戸理大)