そろって来日2年目に挑んでいた阪神のヨハン・ミエセス(左)とシェルドン・ノイジー。戦力になることはできなかった=甲子園球場(撮影・松永渉平) 阪神のシェルドン・ノイジー外野手(29)、ヨハン・ミエセス外野手(29)が戦力構想から外れたことが25日、分かった。ともに来日2年目で昨季のリーグ優勝、日本一に貢献したが、今季途中からは2軍暮らしが続いた。チームが連覇を目指して激しい攻防を続ける状況で、助っ人コンビは完全に戦線から離れる。
逆転での連覇を成し遂げても、そこに助っ人野手コンビの姿はない。阪神がノイジー、ミエセスの両助っ人を構想外としていることが判明した。
鳴尾浜でのウエスタン最終戦だったこの日、両助っ人は試合前練習に参加も、同戦に出場することなく球場を後にした。ノイジーは26日から鳴尾浜での2軍練習に参加せず、近日中にも帰国する可能性がある。ミエセスは練習に参加するものの、残りシーズンの戦力としては見込まれていないもようだ。
2選手とも今季は、さらに日本野球に適応する〝伸びしろ〟を見込まれて迎えた来日2年目だった。ノイジーは昨季、オリックスとの日本シリーズ第7戦(京セラ)で宮城から値千金の先制3ラン。同シリーズの優秀選手賞に選ばれた。しかし、その期待と裏腹に今季は49試合の出場で打率・231、1本塁打、8打点。前川、井上ら若手外野手の台頭もあり、2軍生活が続いていた。
岡田監督から〝ミエちゃん〟の愛称で呼ばれ、チームのムードメーカー的存在だったミエセスも14試合の出場で同・111、0本塁打、0打点。6月14日に出場選手登録を抹消されてから、ウエスタン・リーグが主戦場となった。
チームメート、ファンにも愛された2人が、静かにチームを離れる。
■シェルドン・ノイジー(Sheldon Neuse)1994年12月10日生まれ、29歳。米テキサス州出身。オクラホマ大から2016年D2巡目でナショナルズ入団。17年にアスレチックスへ移籍し、19年にメジャーデビュー。21年にドジャースへ移籍し、22年にアスレチックスに復帰。メジャー通算147試合で打率・212、7本塁打、37打点。23年に阪神に入団し強打と強肩でリーグ優勝、日本一に貢献。今季は出場49試合で打率・231、1本塁打、8打点だった。NPB通算182試合で打率・231、10本塁打、64打点(25日現在)。183センチ、100キロ。右投げ右打ち。今季年俸110万ドル(約1億5850万円)。背番号「7」
■ヨハン・ミエセス(Johan Mieses)1995年7月13日生まれ、29歳。ドミニカ共和国出身。2013年5月にインターナショナルFAでドジャースと契約。18年にカージナルス、19年にレッドソックスへ移籍。メジャー経験なし。3Aでは通算141試合に出場し、打率.254、26本塁打、78打点。21年東京五輪の野球にドミニカ共和国代表で出場。23年に阪神に入団。今季は出場14試合、0本塁打、0打点だった。NPB通算74試合、打率・111、5本塁打、16打点。右投げ右打ち。185センチ、119キロ。今季年俸50万ドル(約7200万円)。背番号「55」