直球は術後最速に並ぶ92マイル(約148キロ)をマーク。何度も首を振って、落ちる球を選択し、低めの精度も高めた。何よりの発奮材料もある。それは、左肘手術から復活を遂げ、28日に米大リーグ初星を挙げた和田との約束。「自分が先発で投げて、球児が後ろで抑える」という発言は心に響いた。
「毅(和田)が結果を出してメジャーに上がって、心強い。トミー・ジョン手術はやった人間にしかわからない。それを先に乗り越えてくれているというのは糧になる。自分が、いまの状況で最後(守護神)で投げることは時間的にもかなり少ないけど、できれば。それをする自信はある。いつかそういう日が来るようにしたい」
まずはメジャー復帰だが、日の丸リレー完成のため、クローザー返り咲きをも見据える。すでに傘下のマイナーで計12試合に投げるなど、当初のリハビリプログラムは終了済み。もう、天命を待つだけ。それまで、球児は牙を研ぎ続ける。
カブスも、きょう31日のトレード期限を前に、慌ただしい動きをみせている。この日はレッドソックスから先発候補の左腕のフェリックス・ドゥブロン獲得を発表。また、リリーフ投手の入れ替えが行われるなど投手陣の再編が活発になっている。