Salesforce入力エージェント「bellSalesAI(ベルセールスエーアイ)」の開発・販売を行うベルフェイス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:中島 一明)は、システムインテグレーション・クラウドインテグレーションを手がけるヴァイタル・インフォメーション株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:淺田 孝浩)が、同社営業部門にbellSalesAIを採用・導入したことを発表しました。
ヴァイタル・インフォメーション株式会社 バナー
同社は、Salesforceをはじめとするクラウド導入を支援する立場でありながら、自社の営業現場では「商談対応はできているが、後から活用できる形でデータが蓄積されない」という課題を抱えていました。bellSalesAI導入後は、商談情報の整理・記録・Salesforce入力が自動化され、商談データの蓄積が着実に進んでいます。蓄積したデータを起点に、Agentforceを活用した営業コーチングや勝ちパターンの標準化といった、次のステップが現実的な視野に入ってきています。
■導入背景
ヴァイタル・インフォメーション株式会社は、システムインテグレーションおよびクラウドインテグレーション(Salesforce、EBISUMARTなど)を主力とし、上流のコンサルティングから開発・運用までを一貫して手がける独立系IT企業です。Salesforceの導入・活用を支援する立場にありながら、自社の営業現場では、営業部門の体制変更に伴い、限られたリソースで営業活動の質と量を維持・向上させることが課題となっていました。具体的には、現場で以下の問題が深刻化していました。
・商談後の事務作業の負荷
商談情報の整理、商談後の記録作成、Salesforceへの入力、ネクストアクションの整理までで1商談あたり約30分を要し、本来注力すべき顧客対応や提案活動の時間を圧迫していた
・データが「蓄積されない」状態
商談対応自体はできているものの、後の分析やマネジメントに活かせる形でデータが残らず、「対応はできているが情報が十分に残らない」「後から振り返りにくい」という課題があった
・活動状況の可視化不足
少人数で多くの商談に対応する中で、活動状況の可視化や次アクションの徹底が追いついていなかった
こうした「Salesforce導入を支援する立場でありながら、自社では商談データを活用しきれていない」という状況を打破するため、bellSalesAIの導入を決定しました。
■導入の決め手となった3つのポイント
導入にあたっては、現場から「本当に効果が出るのか」「実際の営業活動で使いこなせるのか」といった懸念の声もありました。そこで、具体的な利用シーンを示す動画やSalesforce社における活用効果の事例を社内に共有し、期待効果を丁寧に説明しました。単なるツール導入ではなく、営業負荷の軽減とデータ活用の土台づくりにつながる取り組みとして社内の理解を得たうえで、本導入に至りました。評価のポイントは以下の3点です。
1. 商談後の記録・整理・Salesforce入力の自動化
商談内容をAIが自動で記録・要約し、Salesforceへ連携。商談情報の整理から入力までが一連の流れで完結するため、現場の事務作業の負荷を大幅に軽減できると判断しました。
2. 現場に定着する使いやすさ
対面商談はスマートフォンアプリ、Web商談はPCアプリで簡単に操作できる手軽さも高く評価されました。特別な準備なく商談の場で立ち上げられるため、少人数の体制でも無理なく現場に定着し、継続的にデータを蓄積していけると判断しました。
3. “効率化”にとどまらず“蓄積・活用できる”データ基盤になる点
単なる記録ツールではなく、商談内容をヒアリング項目に紐づけた構造化データとして蓄積できる点が決め手となりました。これにより、将来的な分析やマネジメントへの活用、社内のAI活用推進の土台づくりにつながると評価しました。
■導入効果と今後の期待効果
1. 商談後の事務作業を約80%削減
商談情報の整理から商談後の記録作成、Salesforce入力、ネクストアクション整理までにかかる工数を、1件あたり約30分から約5分へ短縮。関連業務の工数を約80%削減し、商談後の事務作業の負担を大きく軽減しました。
その結果、営業担当者は本来注力すべき顧客への提案や面談に時間を割けるようになり、対応可能な商談数は約30%増加しています。
2. 商談・社内タスクのデータの蓄積とネクストアクションの明確化
入力負荷が下がったことで、商談情報を残すことへの心理的な負担が軽減。商談後に何をすべきかをチーム内で把握しやすくなり、ネクストアクションが明確になりました。
加えて、お客様との商談だけでなく、自社の常駐エンジニアとの個別面談の内容も記録・蓄積できるようになりました。これにより、これまで担当者個人の判断に依存し、「お客様に直接の迷惑はかからないものの、後回しにすると将来的な機会損失につながりかねない」社内タスクが可視化されています。
マネージャーは個別の報告を受けずとも画面上でネクストアクションを把握できるようになり、確実な遂行を促せる体制が整いつつあります。
ToDo連携機能も活用し、必要なアクションを抜け漏れなく管理できるようになりました。
3. 営業活動の可視化と、営業・常駐エンジニア間の連携強化(想定外の効果)
当初は想定していなかった効果として、これまで記録されていなかった商談や情報交換目的の訪問の比率が可視化され、活動が特定の接点に偏っている可能性に気づくきっかけが生まれました。
あわせて、営業担当者と常駐エンジニア間のタスクも「相互可視化」されています。
増員の兆しに応じたパートナー調達や、常駐エンジニアからの資格取得の相談など、これまで口頭のやり取りにとどまり対応が漏れがちだった事項を双方が確認できるようになり、営業と技術メンバーが信頼関係を築く土台が整いつつあります。
■顧客コメント
「商談への対応はできていても、その内容が“後から使える形”で残っていないことに、以前から課題を感じていました。日々の活動が記録として積み上がっていかなければ、振り返りも、組織としての改善も進みません。bellSalesAIを導入して何より大きかったのは、その『残らない』状態が変わったことです。商談の内容が自然に蓄積されていくことで、自分たちの営業活動を客観的に見つめ直すきっかけも生まれました。蓄積したデータは、これからの私たちにとって大きな財産になると感じています。今後はこのデータを活かして“勝ちパターン”を見つけ、チーム全体の営業力を底上げしていきたい。その先に、Agentforceを活用した営業コーチングの実現も見据えています。」
(ヴァイタル・インフォメーション株式会社 営業部 部長代理 植村 和希 氏)
■今後の展望――Agentforce活用による営業コーチングへ
ヴァイタル・インフォメーション株式会社では、bellSalesAIによって蓄積された商談データの活用を次の重点テーマと位置づけています。具体的には、蓄積データの分析を通じて成約商談に共通する傾向や「勝ちパターン」を把握し、必要なアクションや商談運営のポイントを標準化することで、営業担当者への支援とマネジメントの改善につなげていく考えです。
さらに、SalesforceのAIエージェント機能「Agentforce」の活用も検討しています。bellSalesAIによってSalesforceへのデータ蓄積・整備が進んだことで、蓄積データを起点とした営業コーチングや、商談フェーズの更新支援、次アクションの提案といったユースケースが現実的な視野に入ってきました。「bellSalesAIで商談データをSalesforceに蓄積・整備し、そのデータをAgentforceでAI活用する」という段階的なAI活用モデルにおいて、bellSalesAIがその起点として機能しています。
■bellSalesAI(ベルセールスエーアイ)について
bellSalesAIは、営業担当者の商談情報をAIが自動で抽出・構造化し、Salesforce入力を効率化するサービスです。特徴は以下の通りです。
1. Salesforce入力効率化に特化 : AIが商談会話から必要項目を自動抽出
2. 圧倒的な使いやすさ : 対面はスマホアプリ、Web商談はPCアプリで簡単操作
3. 高精度な要約・抽出 : 独自AIが情報抽出・構造化を高精度で実施
■bellSalesAIに関するお問い合わせはこちらから
■ヴァイタル・インフォメーション株式会社 会社概要
商号 : ヴァイタル・インフォメーション株式会社
所在地 : 東京都新宿区新宿2-13-12 住友不動産新宿御苑ビル
代表者 : 代表取締役社長 淺田 孝浩
設立 : 1996年8月8日
資本金 : 5,030万円
事業内容 : システムインテグレーション、クラウドインテグレーション、
組み込み系開発
■ベルフェイス株式会社 会社概要
商号 : ベルフェイス株式会社
所在地 : 東京都港区新橋6-13-10 PMO新橋9F
代表者 : 代表取締役 中島 一明
設立 : 2015年4月27日
資本金 : 9,148百万円(資本準備金含む)
事業内容 : Salesforce入力エージェント「bellSalesAI」の開発・販売