藤井聡太棋聖の昼食「金谷ホテル特製 百年ライスカレー 薬味添え(ビーフ)」、「アイスティー」=19日午後、栃木県日光市の日光金谷ホテル(相川直輝撮影)
ギャラリーページで見る将棋の藤井聡太棋聖(23)=竜王・名人・王位・棋王・王将との6冠=に服部慎一郎七段(26)が挑戦するヒューリック杯第97期棋聖戦五番勝負(主催・産経新聞社など、特別協賛・ヒューリック)の第2局が19日、栃木県日光市の日光金谷ホテルで指されている。
7連覇を目指す藤井棋聖は防衛すれば、棋聖通算7期で米長邦雄永世棋聖に並び歴代4位タイ、連覇の記録では大山康晴永世棋聖に並び歴代2位タイとなる。服部七段は挑戦者決定戦で羽生善治九段(55)を破り、タイトル戦初登場。愛称「ニンニン」の若手実力者が初タイトルを目指す。シリーズは藤井棋聖が先勝し、本局に勝てば7連覇に王手をかける。
対局室には先手の服部七段、後手の藤井棋聖の順に入室。服部七段はグラスの水を飲んでから、初手で△2六歩。藤井棋聖はお茶を飲んでから▲8四歩。相掛かりを採用した。
開始から約10分、暑がりの藤井棋聖はさっそく羽織を脱いだ。その約20分後、記録係に空調の温度を下げてほしいとリクエスト。午前10時、おやつが提供された。藤井棋聖は「金谷アップルパイ」彩フルーツ添えと「ハーブティー(カモミール)」。服部七段は「金谷 時のプリン」~3つの味の記憶~、金谷ホテルオリジナル「とちあいか」の「苺ミルクアイス」、緑茶(温)、金谷りんごジュースを注文した。
服部七段は38分の長考で▲9七桂。藤井棋聖が手を止め、対局室に虫が現れるハプニングが。25分を使って桂頭を攻める△9五歩。37手まで進み、藤井棋聖の手番で正午を迎え、昼食休憩に入った。
藤井棋聖は「金谷ホテル特製百年ライスカレー薬味添え(ビーフ)」と「アイスティー」。服部七段は「栃木県那珂川産『鰻』のうな重 味噌汁 香の物」と「緑茶」、「ウーロン茶」を注文した。対局は午後1時から再開される。
両者の公式戦対戦成績は2勝1敗。持ち時間は各4時間。19日夜に終局する見込み。先に3勝した方がタイトルを獲得する。