沖縄電力に勝利し、選手を迎えるDeNA・仁志2軍監督=沖縄・宜野湾市(撮影・斎藤浩一) DeNA・仁志敏久2軍監督(49)が15日、今キャンプ初の対外試合(宜野湾)で沖縄電力を5-2で破り、監督初勝利を飾った。
「記念の品を取っておくタイプじゃないので。まして練習試合」
選手から手渡されたウイニングボールの受け取りを辞退した指揮官だが、試合中は「選手が戦っている以上、同じ位置から臨まないと。年齢的にも、どっかり座って、ゆっくり試合を眺めている立場でもないので」と攻守全ての時間でベンチに腰掛けることは一度もなかった。
ノーサインを貫いた初陣。2度の二盗失敗、走塁死もあったが、4度の盗塁を企画した13日の1軍の練習試合(中日戦)同様に機動力を押し出す野球が目立った。休日返上で視察した三浦監督も「1、2軍としてではなく、チームとしてね」と目を細めた。
3回2死一塁で、1年目の昨季に2軍で44試合に出場しながら盗塁0だった田部が牽制(けんせい)死。それでも、仁志監督は「『一歩前進したな』とむしろ褒めました。走塁に意欲的でなかった選手がアウトになるぐらいのリードを取っていたんだから」と笑顔だった。(東山貴実)