高校野球兵庫独自大会は24日、昨春夏甲子園4強の強豪・明石商が高砂との初戦(2回戦、高砂市野球場)に臨み、11-0で5回コールド発進した。ドラフト上位候補の151キロ右腕・中森俊介投手(3年)が3回無安打7奪三振と貫禄のピッチングを披露。視察した阪神・和田豊球団本部付テクニカルアドバイザー(57)も絶賛した。
降り続く雨のため整備などで開始が39分遅れた。ぬかるんだマウンド。それでも、待ち望んだ今年初公式戦とあって気合が入った。最後に四球1つを与えたが、貫禄のノーヒット投球。7三振を奪い、3回ゼロ封で5回コールド勝ちに貢献した。
「全体的に浮いていた。ストレートで空振りを取れたのは良かったが、低めの変化球を見極められたのを修正したい」
中森の自己評価は厳しかったが、この日最速148キロをマークし、ネット裏の阪神、巨人、オリックスのプロの目は高評価だ。阪神・和田TAは昨夏甲子園初戦(2回戦○4-3花咲徳栄)以来のナマ視察。「成長している。やはり高校生トップクラス。下が悪くてもフォームが崩れず、しっかりコントロールできていた。上位候補になってくるんじゃないか」と絶賛。巨人・岸スカウトも「最近見た中で一番良かった。コロナ禍がありながら仕上げてきたのはさすが」とべたホメだ。