「UFCファイトナイト・カタール」 タギル・ウランベコフと対戦し勝利した堀口恭司 © Zuffa LLC/UFC 総合格闘技大会「UFCファイトナイト・カタール」(日本時間23日、アリ・ビン・ハマド・アル・アティヤ・アリーナ)元RIZINフライ級王者の総合格闘家、堀口恭司(35)=アメリカン・トップチーム=が9年ぶりにオクタゴンに復帰。フライ級11位のタギル・ウランベコフ(34)=ロシア=を相手に3回一本勝ちし、自身6連勝を飾った。
ウランベコフの公式身長は170センチ。堀口にとって7〜8センチほど身長が高い相手だが、スピードを生かして立ち回った。1~2回、ウランベコフはオクタゴンの中央に陣取り、その周りを堀口が素早くステップしながら打撃を駆使した。
堀口がスタンドで優位に立つ時間を長くする一方、ウランベコフは堀口のカーフキックの連打を受けて嫌がるそぶりを見せ、グラウンドへの攻防に移行する展開となった。
勝負の3回、堀口が左フックでウランベコフをフラつかせると、テイクダウンに成功。マウントを奪い、上から鉄槌を浴びせた。ウランベコフは根性で立ち上がったが、その後、堀口の右ハイキックが決まり、再びグラウンドに引き戻される展開となった。
「UFCファイトナイト・カタール」 タギル・ウランベコフと対戦し勝利した堀口恭司 © Zuffa LLC/UFCすると、堀口はすかさず追撃のパウンドを放ち、隙を見てウランベコフのバックに回り込み、バックチョークの体勢に入って首を締め上げた。この立て続けの攻撃にウランベコフはなすすべがなかった。堀口がチョークをしっかりと決めると、ウランベコフはタップアウト。この結果、堀口は3回、リアネイキッドチョークで勝利を収めた。
「UFCファイトナイト・カタール」 タギル・ウランベコフと対戦し勝利した堀口恭司(奥) © Zuffa LLC/UFC試合後、堀口は興奮を隠せない様子で「いやぁ、最高だよ!とても良い気分! だってUFCに戻ってきたからだ! これが俺の夢なんだよ!」と叫んだ。
次の目標を問われた堀口は迷いなく「もちろんベルトを取りたいよ! どこだ、パントージャ!」と、現フライ級チャンピオンのアレッシャンドリ・パントージャを名指しした。パントージャは堀口が所属するアメリカン・トップチーム(ATT)の同門でもある。しかし、堀口は「チームメイトだけど、俺関係ないよ! ボコボコにしてやる!」「リスペクトはしているけど、ビジネスはビジネスだ!」と一蹴。会場を盛り上げ、UFCフライ級戦線に再びその名をとどろかせた。