五回無死一塁、中前打を放つ阪神・前川右京=神宮球場(撮影・中井誠) (セ・リーグ、ヤクルト0ー6阪神、10回戦、阪神6勝4敗、29日、神宮)約1カ月ぶりにスタメンに名を連ねた阪神・前川右京外野手(22)がバットで結果を残した。
「一度逃したチャンスだったんで、(もう)逃したらダメだなって思って(試合に)入りました」
5月21日の巨人戦(甲子園)以来の先発出場。第1打席は見逃し三振に倒れたが、五回無死一塁での第2打席でヤクルトの先発・アビラ(前ガーディアンズ)の初球を中前に運んだ。好機を拡大してチームは一挙4得点。1死二、三塁の場面では、伊藤将司投手(29)のスクイズに本塁へ気合の入ったヘッドスライディングを見せて3点目をもぎ取った。
「1本出たのは良かったですけど、やっぱり目立つような活躍をしないとと思っていた。そういう面では足りなかった」
今季は開幕スタメンを勝ち取るも、5月に入ると調子を落とし22日に登録抹消。6月17日に再昇格していた。1本の安打をきっかけに、22歳の若虎が巻き返しを図る。(萩原翔)