――本塁打数の目標は
「出るときは出るし、出ないときは出ないので、2桁(本塁打)打てたらいいかなと思います」
――どうやって好調を継続していくか
「状態によっていろいろな練習をしたいなと思っています。その中でもフリー打撃が一番、自分の調子がわかりやすい。(調子が悪い時は打球が)ドライブしたり、逆方向に強く行かなかったりすることが多いです」
――調子が悪い時でも貫きたいことなどは
「あまり型にはまりたくないので、いろいろなことをしながらやっていきたいです」
――最後にシーズンの目標を
「しっかり攻め続けてシーズンの最後には首位で終われるように。優勝の輪の中に僕もいられるように頑張りたいと思います!」
■太田 椋(おおた・りょう) 2001(平成13)年2月14日生まれ、24歳。大阪・羽曳野市出身。小3で野球を始め、高鷲南中では羽曳野ボーイズでプレー。奈良・天理高では2年夏の甲子園に出場し、4強入り。19年ドラフト1位でオリックスに入団した。昨季は91試合出場し打率・288、6本塁打、40打点。今季は35試合、打率・348、4本塁打、19打点。181センチ、84キロ。背番号「31」
「タマル」の背ネームでプレーするオリックス・太田椋★「取材後記」 嵐の楽曲支えに…
オリックスに〝嵐〟ならぬ、旋風を巻き起こした太田の言葉の節々から自信が伝わってきた。
何度も繰り返したのは結果よりも過程を大切にするということ。日々の練習が試合につながる、という信念は、チームで打撃投手を務める父・暁さんの教えにあるのかもしれない。毎年、シーズンオフに球団施設で父が投げ、息子が黙々と打ち返す親子の姿は今や〝風物詩〟となっている。
取材中、気になることをぶつけてみた。登場曲の「Troublemaker」を歌う国民的アイドルグループの嵐が来年5月いっぱいで活動終了すると6日に発表されたばかり。質問を振ると「そこまで熱狂的なファンというわけでないけど、好きだったので…」と少し残念がっていた。オリの次世代の〝ヒットメーカー〟はこれからも嵐の楽曲を支えにグラウンドで戦う覚悟だ。(オリックス担当・織原祥平)
★4月は39安打
3月28日の楽天との開幕戦(京セラ)に「6番・二塁」で出場し、二回に先制2ラン。4月3日のロッテ戦(ZOZOマリン)から11試合連続安打をマークし、同22日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)では4安打を放って自己最多の1試合4打点を挙げた。4月は39安打と打ちまくり、1984年4月のブーマー、2003年9月の谷佳知が持つ球団右打者の月間最多記録に並んだ。
★キャッチフレーズは「はなまるたまる」
2019年にD1位で入団したことで打撃投手を務める父・暁氏と同チームとなり、同年に球団から「親子船」をテーマにした「太田丸」Tシャツが発売された。球団公式SNSで投稿される「#はなまるたまる」のキャッチフレーズはファンの間で浸透。「オリっこデー」として開催された4月29、30日のロッテ戦、5月5―7日の日本ハム戦(いずれも京セラ)では特別ユニホームに「タマル」の背ネームをつけてプレーした。