DeNA・相川亮二監督(左)とソフトバンク・小久保裕紀監督=横浜スタジアム(撮影・荒木孝雄) 日本シリーズは24日に横浜スタジアムで開幕し、セ・リーグ3位のDeNAとパ・リーグ王者のソフトバンクと対戦する。
★「貯金差40」の再戦
レギュラーシーズン3位で貯金2のDeNAが、貯金42の優勝球団・ソフトバンクに挑む。貯金差40は2024年のシリーズと同じで、同年のシリーズは先制したチームが全て勝利。シリーズで先制した試合の勝率はDeNA(前身を含む)が100%(12度全て勝利)、ソフトバンクが82%(先制試合61度、勝利50度)と、ともに高く、先取点が重要。
★攻撃陣
ソフトバンクは両リーグ1位の1試合平均4.94得点(707点)。DeNA(リーグ1位の3.90)に1点以上の差をつけた。中軸の近藤は打率・309、32本塁打、108打点、勝利打点は両リーグ最多の21度と試合を決める能力が高い。95得点はリーグ1位で、ホームを踏むとチームは58勝12敗1分け、勝率・829。
DeNAは得点圏で牧がリーグ1位の打率・329で、6本塁打、45打点。度会が同5位の同・305で、5本塁打、45打点。佐野がチーム1位の48打点と勝負強い打者がそろう。
★投手陣
1イニングを1点以下の失点に抑えた試合はソフトバンクが58勝9敗1分け、勝率・866、DeNAが45勝9敗1分け、勝率・833。イニング最少失点に抑えることができれば、両軍ともに勝率8割以上と勝利に大きく近づく。
不安があるのは、ともに先発陣。ソフトバンクはリーグ3位の防御率3.24で、クオリティースタート(QS、6回以上、自責点3以下)率は同4位の52.4%。12勝をマークした大津の離脱は痛い。DeNAはリーグ5位の防御率3.47で、QS率43.4%は両リーグワーストタイ。12勝を挙げたエース東がリーグ1位のQS率88%と計算ができるだけに、確実に1勝を手にし、勝利の流れをつくりたい。