熊本県立高森高校のマンガ学科で講師を務める「コアミックス」の堀江信彦社長=18日午後、熊本県高森町 全国の公立高校で初めて「マンガ学科」を設立した熊本県立高森高校(同県高森町)で18日、1期生として入学した40人の授業が始まった。週刊少年ジャンプの元編集長で、漫画出版社「コアミックス」(東京)の堀江信彦社長らが講師を務め、「未熟でも思いを言葉にすることを恐れないで」とエールを送った。
同学科は漫画家輩出を目指しており、プロの漫画家から直接指導を受けられるのが特色。
堀江社長は、人気漫画「北斗の拳」の担当編集者だった際、必殺技のネタが思い付かなかったエピソードを披露。授業で学ぶことはネタ作りにも役立つと強調し「苦手でも興味深く聞いた方がいい」とアドバイスした。
将来、漫画家か小説家になることを夢見て入学した久野双葉さん(15)は「たくさん作品を作って人に見せたい」と期待を膨らませた。
堀江社長は2018年10月、幼い頃に暮らした高森町にコアミックスの第2本社を開設。定員割れが続いていた高森高は21年に同社などと協定を結び、漫画を活用した教育活動を進めてきた。加藤伸一教頭は「熊本県の漫画文化を盛り上げていきたい」と話した。