11月も終盤となり昼と夜の寒暖差が大きい。ヘラブナの活性も低下して、一段と難度が高くなる。だが、これを補うのが新ベラの放流。千葉県野田市にある管理釣り場『三楽園』でも、1回目の放流があった。さっそく出掛けたところ、77枚の好釣果に大満足の1日だった。
◆放流先週1・5トン
★概況 『三楽園』は、常磐道・柏ICから約5分と交通至便な場所にある。釣り場のオープンは5年前。当初は2面の池だったが、昨年10月に3号池がオープン。各池の周囲に車の駐車が可能。ヘラブナ釣りは道具が多く、荷物の持ち運びが楽なのは非常に有り難い。新ベラの放流は先週14日に全体で1・5トンが済み、12月にも追加放流を予定。現在のところ宙、底どちらでも釣れている。旧ベラの活性も高く、ウキの動きがすこぶる良い状況。
★釣り方&餌 宙、底とも大差なく釣れている。竿は10~19尺を釣り方や状況に応じて使い分ける。餌はバラケにウドン(力玉や感嘆)のセットか両グルテン。
◆序盤旧ベラ3連続
★実釣午前6時30分。3号池の南側中央に釣り座を確保。この日は新ベラの期待を込めて、長竿を使った沖目の宙釣り。18尺竿を出し、タナを2メートルにセット。餌は両グルテン。親指の先大にハリ付けしてスタート。トップ先端までなじんだところで切り返す。10分後。なじみ途中で2~3回ウキが止められる。竿を持つ手にも力が入る。そしてトップ先端までなじんだ直後、鋭く1節ツン。合わせと同時に小気味よい引きが伝わる。ゆっくりと引きを楽しんではみたが、残念ながら玉網に取り込んだのは30センチの旧ベラ。すると、同型の旧ベラが3枚連続でヒット。厳寒期と違って水温も高いことから、旧ベラの動きもいいのだ。そこで、タナをウキ1本分下げてみた。餌落ち目盛り付近で止められ、次の瞬間、フフッと軽く押さえた。ガツーン。右腕に伝わる重量感はそれまでと違う。左右に抵抗する暴れっぷりは、間違いなく新ベラの引きだ。沖で水面に口を浮かせ、慎重に玉網に取り込んだのは35センチの丸々とした新ベラ。これを皮切りに新ベラが連続でヒット。だが、2~3枚釣るとウキの動きが悪くなり、再び動き出すと2~3枚釣れるの繰り返し。こうして、11時半までに42枚を釣って昼食タイム。ここまで新ベラの割合は3割ほど。
正午過ぎに再開。20分後。ムズッやフワッ。時には食い上げなど、午前中とは明らかに違う新ベラ特有のアタリになってきた。3連チャンの後に5連チャン。完全な地合だ。こうして、午後3時までの2時間半で35枚を釣り合計77枚(37キロ)。ほぼ満員の中での釣果に大満足だった。(APC・小澤浩)
★当日の餌 【両グルテン】「新べらグルテン」100cc、「α21」50cc、水150cc
◎ガイド◎ 〈案内〉『三楽園』電話090・2403・0582〈交通〉つくばエクスプレス・柏たなか駅下車。タクシー利用。マイカーは常磐自動車道・柏ICを下り、約5分〈料金〉平日1500円。土日祝日2000円。時間は午前6時30分から午後3時30分まで。毎週水曜日が定休。