阪神・佐藤輝明はオープン戦で打率・327、2本塁打、11打点と好調を維持=京セラドーム(撮影・宮沢宗士郎) (オープン戦、阪神1ー2xオリックス、20日、京セラ)阪神は20日、オリックス戦(京セラ)に1-2xでサヨナラ負けしたが、オープン戦を8勝4敗3分けで終え、今季限りで退任する矢野燿大監督(53)は25日のシーズン開幕へ「不安なく臨める」と強調した。この日の打順が開幕オーダー。2年目の佐藤輝明内野手(23)を不動の4番打者として「軸になる」と信頼し、17年ぶりのリーグ優勝へ挑む。
太く、力強い軸ができれば、虎はどんな相手をも上回れる。春季キャンプからオープン戦最終戦までチーム全体の強化に努めてきた矢野監督が、大きくうなずいた。1番・近本に加えて、成長著しい若き大砲の名を、この春の収穫に加えた。
「チカ(近本)とテル(佐藤輝)がしっかりした内容と結果を残してくれたのは、軸になるところなので、落ち着ける」
実績十分の韋駄天に加え、プロ2年目を迎える背番号8にも〝不動の4番〟としてシーズンを突っ走れるだけの光を見せてもらった。この日は3打数無安打に終わり、試合途中でベンチに退いたが、オープン戦15試合で堂々の数字を残してきた。打率・327(49打数16安打)、2本塁打に加え、岡本和(巨人)、万波(日本ハム)と並ぶ12球団トップタイの11打点を稼いだ。三振数(59打席で6三振)は減り、新たな打撃スタイルを構築。その成果が、力強く数字に表れた。
佐藤輝も「ある程度安定して結果も残せたのでいい準備はできたかな」と声を弾ませ、「やっぱりボールを見逃して、ストライクを打っていくというところはずっと意識して取り組んできたところ。それはある程度いい状態になっていると思います」と胸を張った。