このコーナーも今年最後。そこで、本紙専属評論家の江本孟紀氏(74)からNPB(日本野球機構)へ、1年納めのあいさつと、来年へのお願いです。(構成・内井義隆)
「拝啓。斉藤惇コミッショナーはじめ、NPB事務局の皆さまへ」
--突然、始まりましたか
「コロナ禍やオリンピックによる中断など、プロ野球開催にあたり、ご苦労も多い中、皆さまのご尽力で、何とか日本シリーズまで完走できまして、大変良かったと思います」
--はい。公式戦143試合とポストシーズンの全日程を消化できました
「11日の野村克也さんをしのぶ会(神宮)では、コミッショナーが私の隣の隣に座っていらしたのに気付かず、ごあいさつもできず、失礼いたしました」
--そうでしたか
「先日、テレビの対談番組を拝見して、さすがに経済が専門だけあって、説得力のある素晴らしいお話だと感心しました」
--斉藤コミッショナーは証券会社を皮切りに経済畑の方です
「そこで、お願いがあります。その能力を存分に発揮されることを期待します。さらなるプロ野球発展のため、もっと表に出られて、新庄(日本ハム監督)ほど派手ではないにしてもアピールしていただきたい」
--発信力、ですね
「隣の隣にいらしたら、私ごときでも飛んであいさつに行けるくらい、存在感を示していただきたい」
--存在感、ですか
「プロ野球には、まだまだ問題もあります。できれば、岸田文雄総理ではありませんが『聞く耳』の方も、お持ちいただけたら」
--球界OBらとの意見交換も必要でしょうからね
「来年はぜひ先頭に立って、プロ野球改革に取り組んでいただけたらと思います。1年間ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします」