謝罪会見で深々と頭を下げる湯木佐知子さん(2007年) 2007年に食品偽装事件を起こし翌年廃業した大阪の高級料亭「船場吉兆」。謝罪会見での振舞いからささやき女将として注目された湯木佐知子さん(80)が11日、フジテレビ系「バイキング」(月〜金曜前11・55)にVTR出演し、ささやき会見を振り返った。
番組では「芸能レポーターがもう一度見たい伝説の記者会見」として、「船場吉兆」偽装表示謝罪会見を取り上げた。謝罪会見で当時社長だった湯木さんは言葉を詰まらせている取締役の長男に対し「それはない…」「頭が真っ白になった…」「責任逃れの発言をしてしまいました…」などと小声でささやき、指示を送っている姿が話題になった。
現在80歳の湯木さんはささやき会見を振り返り、「つい横で答えに詰まっている息子に対してなんとか助けてやりたい一心で言葉が出てしまった」と述懐。しかし、ささやき声が入っていたことは予想外だったようで、「マイクの性能が優れていて、まさかあのような形で丸聞こえになるなんて夢にも思っていませんでしたよね」と、マイクの性能を甘く見ていたことが原因だったと明かした。
会見の翌年に船場吉兆は閉店。現在は次男が北新地に料亭を構えているという。湯木さんは「まい進中というか、まだ出発したばかりです。やはり油断したらあきませんよね」とコメント。現在、湯木さんは女将を引退しささやきは無いというが時折、お店に出てはアドバイスを行い、第2の人生を楽しんでいるという。
VTRを見たMCの坂上忍(50)は、「やっぱりアドバイス送っているんですね」とツッコミを入れ笑いを誘った。