4日の日本ハム戦(甲子園)の九回、代打同点打から2戦連続打点。だが、これで終わるワケにはいかなかった。五回も金子に追い込まれながら軽打で左前打。8-2の六回二死満塁では、3番手・ヘルメンから左翼線2点二塁打。3月31日の開幕戦、広島戦(マツダ)以来の3安打で今季初の3打点。金本監督を「原口しかり、上本しかり。みんな本当、いいところで打ってくれたという試合でした」と深くうなずかせた。ため込んでいたものを、ようやく解き放った。
自身初のサヨナラ本塁打を放った4月6日のヤクルト戦以来の、京セラドームのゲームだった。あの3連戦中に、結婚後初の同居が始まった。帰れば大ごちそうと笑顔に迎えられ、夢見心地の毎日。夢の中でも好調で、新妻が眠れないほどの寝言をつぶやいた。だが、調子と打率が下降線をたどると一変。「自分の歯ぎしりで目が覚めたんです」-。