昨年、七回終了時で4点差を逆転された試合はわずか2、3試合。5点差だとゼロだ。なぜなら相手は作戦を使えず、ただ打たせるだけになる。この「法則」に基づき、5点目を取りにいったわけだ。
こうしたチーム状態と、一貫性のある梨田監督の采配が続けば、楽天は簡単には落ちない。それを確信する一戦になった。 (サンケイスポーツ専属評論家)
★躍進の原動力
先発陣は6勝の則本を筆頭に美馬、辛島が各5勝、岸が4勝をマーク。ドラフト5位・森原(新日鉄住金広畑)、福山、ハーマンら中継ぎ陣が抑えの松井裕につなぐ。打線は1番・茂木(この日は途中出場)が10本塁打、2番・ペゲーロが12本塁打と破壊力抜群。クリーンアップには一発のあるウィーラー、アマダー、3割打者の銀次が並ぶ。下位にも3割を打つ岡島、しぶとい打撃の島内、藤田らがいて切れ目がない。