主力は適度に休ませ、控えは休ませすぎないうちに使う。すぐに出番が回ってくるから、どちらも練習に身が入る。疲労がたまらず故障は減る。かつてのシーズン130試合制から、いまは143試合制。Aクラスに入ると、最大9試合のクライマックスシリーズも戦う。バラエティー打線でなければシーズンを乗り切るのは難しい。この日で貯金は「20」になり、ますます余裕の起用ができると思う。
捕手目線で挙げると、前日の嶋に代ってスタメンマスクをかぶった足立を見逃せない。今季初登板の塩見は直球が高めに浮き、一見すると危険だった。が、あえてその直球で押した。塩見の持ち味はカーブとフォークボール。巨人はそれを頭に入れているはずだから、打たれるまで直球で-。センスのよさを感じる。
その足立に4点リードの六回一死一塁で送りバント(結果は投飛)をさせた梨田采配にも、秘密がある。前打者の三好は強攻(一ゴロで一走は二封)させ、足立にはバント…。追加点は奪えなかったものの、実はイニングと点差のデータが関係している。