--西村さんは、誰もがうらやむアナウンサーでしたが
西村「テレビ局での仕事の経験がお笑いにいかせればと思ってのことです。入社式の日には『これで芸人になれる』と思っていたぐらい。結局3年間、テレビ局にお世話になりました」
--一方のきょんさんはIT関連の企業での営業成績がすごかった
きょん「僕は1年間だけ働いて、生活資金を貯めてから芸人になると決めていました。だから誰にも相談しなかった」
--ご両親にも
きょん「はい。合格通知のような手紙が実家に届いて、初めて親が知ったのですが、『あなたが決めたことだから』と寂しそうだったけれど、反対はされませんでした」
--2人はNSCの同期ですが、結成は卒業したばかりの4月ですよね
西村「面接試験でたまたま隣だったのですが、『無理なタイプだ』と思いましたよ」
きょん「(西村を)爽やかなヤツで。第一印象は悪かった」
--でもコンビを組むことになった
西村「その後、選抜クラスで一緒になって。お互い違うコンビを組んでいたのですが、仲良くなりました」
きょん「そのクラスで、ぼくは何人もの同期から『今のコンビが解散したら一緒にやろう』と声を掛けられていました。でも、西村だけはコンビを解散させてから、僕を誘ってくれた。だから、今でも一緒にやっているんです」
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