『第59回報知グランプリカップ』(SⅢ、ダート1800メートル)が8日、船橋競馬場で行われる。昨年の覇者ギガキング、一昨年の覇者ゴールドホイヤーが激突。2度目のVとなるか、それとも新たな王者が誕生するのか──。今後の南関中距離路線を占う重要な一戦だ。
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【見解】船橋1800メートルは相性がいいギガキング。前走は仕上がり途上だったが、パワフルな末脚を発揮して重賞ウイナーの力を示した。再度この舞台なら連覇を果たす。㆒昨年の勝ち馬ゴールドホイヤー、上積み必至のアナザートゥルースが相手候補。
◆ギガキング
昨年のこのレースを含め、重賞4勝を誇るギガキング。船橋1800メートルは5戦4勝で、敗れたのは直線で進路が狭くなった昨年の日本テレビ盃(JpnⅡ)5着だけ。前走のトライアル戦も仕上がり途上で勝利を収め、この舞台は抜群の相性を示している。稲益貴弘調教師は「前走は短期放牧明けだったけど、強い内容でしたね。3、4コーナーで少し反応が鈍かったですが、今回は完璧に仕上げたので、その点も解消されるでしょう。なにしろ条件はベストですから」と自信をのぞかせる。砂入れ替え後の力の要る馬場に対応できたのも大きく、連覇達成の期待は大きい。
◆ゴールドホイヤー
2年前の覇者ゴールドホイヤーにも注目だ。マイルもこなせるタイプだが、1800メートルで重賞3勝を挙げているように、この距離がベスト。前走の東京大賞典(GⅠ)は8着に敗れたが、岩本洋調教師は「相手が強かったけど、この馬の内容自体は悪くなかった。流れが速いマイルは外枠が理想だけど、1800メートルなら枠順に関係なく差してくることができる。相性がいいレースなので楽しみ」と期待を寄せる。昨年3着からの巻き返しも十分に可能だ。
◆アナザートゥルース
転入2戦目を迎えるアナザートゥルースも侮れない。JRA在籍時にダイオライト記念(JpnⅡ)を制した実績があり、久々ながら2着に好走した前走を見ても衰えは感じられない。「仕上がるにつれて、体の使い方や柔軟性が兄のサウンドトゥルーに似てきました。上積みを感じるし、9歳でもまだまだやれると思います」と佐藤裕太調教師。〝もうひと花〟を咲かせることができるか。
◆リンゾウチャネル
東京大賞典は13着だったリンゾウチャネルだが、昨秋のサンタアニタTで3着、勝島王冠で2着と、南関重賞では互角の力を示している。「掛かる面がなくなり、順調に調教を積めるようになった。1頭になるとハミを抜くところはあるけど、重賞を勝てるだけの力は持っている」と荒山勝徳調教師。
◆ゴライアス
ゴライアスは重賞初挑戦だったサンタアニタTで5着。大井の内回りで息長く脚を使った内容にも見どころがあった。JRA在籍時に1800メートルで3勝と距離に不安はなく、ここも注意が必要だ。
◆ジョエル
3歳時に重賞2勝を挙げたジョエル。古馬になってからはひと息の成績が続くが、ジワジワと4着に追い上げた前走の走りは悪くなかった。ここも流れ次第で上位争いを演じる。
◆ロードゴラッソ
ロードゴラッソは同距離のブリリアントCを制したように、1800メートルは好相性。今回は8カ月半ぶりの実戦で、「休養明けで少し重さはあるけど、調教試験の動きは悪くなかった。年齢的な衰えも感じない」と佐々木仁調教師。当日の気配次第で上位に食い込める。