寺西は前半の大たたきから一転、イーグルで巻き返して首位を守った(JGA提供) 日本シニアオープン第3日(19日、兵庫・鳴尾GC=6601ヤード、パー70)2日連続首位の寺西明(54)=安原ホールディングス=が1イーグル、2バーディー、1ボギー、1ダブルボギー、1トリプルボギーの72と落としたが、通算4アンダーで首位をキープ。完全優勝に王手をかけた。川岸良兼(53)=フリー、岡茂洋雄(51)=鷹の巣GC=の2人が2打差の2位で追う。新型コロナウイルスの影響で大会は無観客で開催されている。
トリプルボギー、ダブルボギー、イーグルと激しいゴルフを繰り広げながらも、寺西は首位を守り抜いた。
「4日間あれば必ず(ボギーは)出ると思っていたので、貯金がある間に出てよかった。これだけたたいて、72は十分です」
2位と5打差で出たこの日は、4番(パー3)でティーショットを右の谷に落とすと、ここからまさかのトリプルボギー。9番(パー4)でもダブルボギーを喫し、一時は2アンダーまで落として3人に並ばれたが、14番(パー5)でイーグルを奪うなど後半で巻き返した。
2位との差が2に縮まり迎える最終日に「緊張しながらやるのも好き。好きな競技で緊張する場面で回れるのは、ゴルファー冥利に尽きる」。地元・兵庫で初タイトルをつかみ取る。(八木拓郎)