「山形弁とか、地元の人がいろいろと協力してくれて…。ロケは約3週間であっという間でしたが、とても楽しかったです」。山形県を訪れたのは仕事でもプライベートでも初めてだったが、高台にある若松寺から見た景色の美しさは強く印象に残ったという。
原作は、自身も第二次大戦で出陣した経験を持つ作家、清宮零氏の「空人 死者との約束」(文芸社刊)。「特攻しなければならなかった人、生き残った人…。そんないろいろな人の思いが重なった作品です。そんな心の動きを感じながら見ていただきたいですね」。特攻隊、戦後70年という重いテーマも持った作品だが、「ちゃんとラブ・ストーリーですよ」と笑顔でアピールしていた。
★ストーリー
特攻隊で生き残った橋本勝雄(奥野)は、勝雄の代わりに出陣し亡くなった阿部敏夫(長谷川奨)の菩提(ぼだい)寺、若松寺を訪れ敏夫の墓前で泣いて許しを請うていた。そこで紀和(高橋)と出会い、紀和が敏夫の妹、静子の娘と知る。静子は7年前に亡くなっていたが生前、いつか勝雄が来ると信じていたことを紀和から告げられる。若松寺が、死者と生者が結婚できる縁結びの寺であることを知った勝雄は…。
★上映劇場
16日から新宿K’S cinems(新宿区新宿3丁目35の13 3F)で連日午前10時半から。全国順次公開。