(セ・リーグ、阪神3-0中日、25回戦、中日14勝10敗1分、30日、甲子園)信じてはいたが…信じられない奇跡をやってのけた。1年目の矢野阪神が最後に今季初の6連勝を飾り、大逆転でCS切符をゲット。矢野監督は、優勝候補のアイルランドを撃破するなど日本中を歓喜の渦に巻き込んだ桜のフィフティーンのように、さらなるミラクルを起こすと誓った。
「ラグビーW杯で日本チームが日本中に大きな感動を与えてくれています。僕たち阪神タイガースもファンの皆さんにこれから感動と、そして子供たちに夢を与えられるような、そういうチームになっていきます!!」
興奮冷めやらぬ中、行われた最終戦セレモニー。マイクを握ると、虎党に力強く宣言した。
「残り30試合になったあたりから苦しい状況やった。ズルズルいってもおかしくないようなところやった。そこで踏ん張れたのは、すごく価値があると思う」
波の激しいシーズンだった。4月に最下位に沈み、3位まで最大6・5差をつけられた。7月9日から借金生活。8月18日には最多借金7を背負った。9月15日、残り9試合で3位と4・5差-。しかし勝つしかない状況になると、指揮官もタクトを変えた。