最終戦はノーヒットに終わった近本だが、有言実行で盗塁王をつかみとった(撮影・水島啓輔) (セ・リーグ、阪神3-0中日、25回戦、中日14勝10敗1分、30日、甲子園)セ・リーグの全日程が終了し、阪神のドラフト1位・近本光司外野手(24)=大阪ガス=が36盗塁で、セ・リーグの盗塁王に輝いた。新人の盗塁王は2リーグ分立後、阪神の大先輩で憧れの赤星憲広氏(43、2001年に39盗塁)以来、史上2人目の快挙となった。
プロ1年目を全速力で駆け抜けた。気付けば名だたる先輩たちは全員、後ろにいた。虎のルーキー近本が「36」で盗塁王を獲得。この日は4打数無安打に終わったが、この快挙が、次なる戦いへ力になる。
「(盗塁王は)一番目標としていたところなので、それをとれたというのは良かったかなと思いますけど。その中でも、目標とか数字とかそういうのにまだできていない部分があったので。来年そういうのも意識しながらやっていきたいと思います」
自慢の快足への自信がにじんだ。金屏風の前で行った入団会見で公言した「新人王」&「盗塁王」のタイトル獲得。まずは1つ目の公約を果たしたが、長い球史の中で新人の盗塁王は近本自身があこがれる、2001年の阪神・赤星憲広以来18年ぶり2人目の快挙となった。