(セ・リーグ、阪神3-0中日、25回戦、中日14勝10敗1分、30日、甲子園)阪神はホームで中日と対戦し、3-0で6連勝。シーズン最終戦で3位を確定させ、2年ぶりのクライマックスシリーズ(CS)進出を決めた。阪神は横浜スタジアムで行われるCSファーストステージ(10月5日開幕、3試合制)でDeNAと対戦する。昨年までセ・リーグを3連覇していた広島は4年連続のCS進出を逃した。
阪神は今季ここまで8勝の青柳が先発登板。大山を三塁手に、北條を遊撃手にすえ、29日の試合で代打で出場し先制本塁打を放った陽川を「6番・一塁」で起用した。木浪は控えに回った。中日の先発は14日の阪神戦で無安打無得点試合を達成した大野雄。
阪神は青柳が一回一死から京田に四球を与えたものの、続く福田から三振を奪い、4番・ビシエドの打席では梅野が二盗を試みた京田を刺した。二回にも一死から高橋に一、二塁間を鋭く破られ出塁を許すが、次打者・阿部を三振ゲッツーに切って取った。三回は下位打線を相手に三者三振の快投を見せた。
四回、青柳は一死後、京田に右前打を許すと、続く福田のニゴロを糸原がファンブルし、一、二塁のピンチを迎えたが、青柳は続くビシエドを遊ゴロ併殺打に打ち取り虎口を脱した。
中日先発・大野雄の前に打線は三回まで三者凡退が続いていたが、四回一死となったところで、防御率でトップに立った大野雄は一人の走者も許さぬままマウンドを降りた。2番手・三ツ間の代わりばなに北條が三塁手を強襲するヒットを放ち、続く福留も四球で出塁。一死一、二塁のチャンスに4番・大山が二遊間を破る適時打を放ち先制した。その後二死満塁から代打に送られた高山の打席で三ツ間が暴投。福留が生還し2点目を奪った。
青柳は五回も先頭の高橋を歩かせるが、阿部を遊ゴロ併殺打にさばいた。阪神はその裏の攻撃で一死から青柳に代打・上本を送り、この回からマウンドに上った山本から左前打を放ち、二死後、北條の右前に落ちるヒットで一、三塁。続く福留の打席で山本が暴投し1点を加えた。
阪神は六回から島本が登板。走者を背負いながらも無失点に抑えた。その裏の阪神も糸原、高山の安打で好機を作ったが得点できなかった。七回には今季限りの引退を表明している高橋聡が登板。福田を三ゴロに打ち取りマウンドを降りた。後を受けた岩崎が二死から高橋への四球と阿部の右前打で一、二塁とされるが、代打の根尾を空振り三振に切って取りしのいだ。
阪神七回先頭の岩崎のところで鳥谷が代打で登場。中日4番手・藤嶋との対戦は右飛に終わった。この回は三者凡退。鳥谷は引き続き遊撃の守備に就いた。八回のマウンドに上ったジョンソンは2連続三振を含む完璧な投球でセットアッパーの役割を果たした。阪神の八回の攻撃は5番手・岡田の前に三者凡退。
九回のマウンドには7月下旬以降抑えに定着した藤川がマウンドに上がる。先頭の代打・渡辺を打ち取った後、福田に中前打を許したが、堂上、高橋から連続三振を奪った。
阪神は23日に、あと1敗するか広島が1勝すると4位以下が確定する崖っぷちに追い込まれたが、そこから3試合白星を重ね、シーズン最終戦を迎えていた。