(セ・リーグ、DeNA0-7阪神、25回戦、阪神16勝8敗1分、28日、横浜)奇跡が起きる! クライマックスシリーズ(CS)にいく! 引き分けでもBクラスが決定する阪神はDeNAに大勝し、4連勝。西勇輝投手(28)が右足首に打球を直撃させながらも自身2年連続の2桁勝利を挙げ、チームとして3試合連続無失点勝利となった。29日の中日戦(甲子園)を含め、残り2試合。勝つ、勝つ!
再三のピンチもアクシデントもものともせず、ただ、逆転CSへ向かって腕を振った。引き分けすら許されない状況で、西がド根性の10勝目だ。
「ハプニングがあった中で『何とかゼロで』と。どのイニングまでいけるかわからなかったんですけど、最低限投げられてよかった。勝ちをつけさせてくれるイニングまで投げさせていただいて、感謝したいです」
試合開始からわずか2球目だった。一回、先頭梶谷の中堅へ抜けていきそうな打球に反応。とっさに右足を出してストップすると、白球は右足首付近に直撃し、転々…。すぐさま捕球し投ゴロとしたが、しばらくの間立ち上がれず。「ふつうに痛い。本当に投げづらかったんですけど…」。同じように打球が直撃しながらも「目が覚めた」と10勝目をつかんだオリックス時代の2016年を思い出し、力を振りしぼった。
以降、3併殺を奪うなど打たせて取る投球で5回を4安打無失点。自身5連勝で2年連続6度目の2桁勝利に到達した。