試合前の西武・高松渡=ベルーナドーム(撮影・福島範和) (パ・リーグ、西武-日本ハム、17回戦、23日、ベルーナD)〝伝説の走塁〟の高松渡内野手(27)が、1軍に今季初昇格した。高松は前日22日、ファーム・リーグのヤクルト戦(カーミニーク)で八回に代走で出場。打席の茶野は左腕・田口から右翼へ本塁打を放ったが、なぜか高松は二塁にヘッドスライディング。SNS上で〝伝説の走塁〟として話題になった。
高松は「盗塁で1度打者を見たんですけど、タイミングが早すぎて。(打席に)ボールが到達していなくて。スタートもよくなかったので〝やばっ、アウトになる〟と思って、そのまま(二塁へ)突っ込んでいったら、ボールは飛んでました」と自身の走塁を解説。「こっちに来たら、みんなに言われました」と、さっそく1軍でもイジられたいう。
2023年途中に中日から移籍。今季は一塁守備で送球を捕球した際に開脚した足が滑り、左太もも裏を肉離れ。1カ月離脱したが回復し「チャンスは来ると思っていた。そろそろ自分の出番もあるかなと感じていました」と満を持して昇格。ファームでは打率・276、12盗塁の成績で「9年目ですけど、この時期にAクラスにいることがあまりなかったので、大事な1点を取ることができたら」とここ一番の足のスペシャリストとして、勝利に導く伝説の走塁が期待される。(塚沢健太郎)