ヒーローインタビュー後にポーズを決める日本ハム・万波中正=ベルーナドーム(撮影・福島範和) (パ・リーグ、西武2-11日本ハム、17回戦、西武9勝8敗、23日、ベルーナD)節目の一発は驚弾で決めた。日本ハム・万波中正外野手(26)が六回無死一塁で左翼席に18号2ラン。通算100本塁打となった一撃の打球速度は大谷翔平級の180・6キロを記録した。
「節目がかかっていると、どうしても出ないことに意識がいっちゃうんで、早く打ちたかった。今日出てよかった。いいバッティングでした」
六回、プロ通算100号となる2点本塁打を放つ日本ハム・万波中正(撮影・福島範和)入団8年目。26歳3カ月での100号到達は田中幸雄を抜いて球団4位の年少記録に、「入団3年目で(プロ)初安打を打ったことを考えれば、(ペースとしては)全然悪くないんじゃないかな」とうなずいた。
不振の時期も乗り越えて7月に入って打率・380と絶好調だが、精神面での成長が大きい。今季開幕前には、「結果に対しての重要度は年々下がってきた。打席でやりたいことをやれなかった後悔の方が大きい。今までは自分の能力ややってきたことに疑問ばかり抱いてきたけど、今は人生の中で一番面白いと思ってプロ野球選手を選択したわけだから、自分らしく自然体、等身大でいたい」と打ち明けていた。
これまで一番印象に残っている本塁打は、通算100号には換算されない2024年、ロッテとのCSファーストステージで負ければ敗退の第2戦九回1死で益田から放った起死回生の同点弾。「あれを超える本塁打はまだない。でも、ここからだと思っているんで、200本、300本打ちたいと当然思っています」と力を込めた。(東山貴実)