広島戦で通算100勝を達成し、ボードを掲げる中日・大野=マツダ (セ・リーグ、広島0-4中日、7回戦、広島5勝2敗、2日、マツダ)連敗ストッパーが、チームにつきまとう嫌な流れを断ち切った。中日・大野雄大投手(37)が6回4安打無失点と好投。2012年7月11日の阪神戦(甲子園)で初勝利を挙げて以来、史上143人目、現役選手では8人目の通算100勝をマークした。
「まさか、こんなに積み上げてこられるとは思っていなかった。入団したときはできると思っていなかった」
昨季はチームの5連敗を1度、4連敗を3度、3連敗を2度、2連敗を2度ストップ。今回も快投で、3連敗中だったチームのムードを変えた。
六回まで相手に得点を許さず、七回の攻撃で先制のチャンスで代打を送られ99球で降板。直後に打線が4点を奪って勝ちがついた。マツダスタジアムでの白星は2014年9月11日以来、実に12年ぶりだ。「野手のみんなもしっかり守ってくれて、なんとか粘ることができた。みんなが頑張っていっぱい点を取ってくれた」と全員でつかんだ勝利をよろこんだ。井上監督は「(交代の場面は)打順が回ってこないのならまだ雄大を投げさせていた」と内容を高く評価。16年目のベテランをねぎらった。
1勝ごとの重みをかみしめる意味で、これまでもウイニングボールは自宅に持ち帰り、日付と対戦チーム、投球結果を書き添えて自宅に保管してきた。今回の100個目の記念球も「いつもとは違う形で置くと思います」と大切に飾る。(上阪正人)