男子シングルスで準決勝に進んだ張本智和=東京体育館 卓球・天皇杯皇后杯全日本選手権第5日(24日、東京体育館)シングルス日本一を決める大会。男子の準々決勝を行い、4強には2連覇を狙う松島輝空(18)=木下グループ=と2年ぶり3度目の王座を目指す張本智和(22)=トヨタ自動車、ともに愛知工大の篠塚大登(22)と谷垣佑真(22)が進出した。
25日の準決勝では世界ランキング5位の張本と同8位の松島が対決する。両者は昨年も準決勝で対戦、4-1で勝った松島が、その勢いのまま篠塚との決勝も制して初優勝した。
男子シングルスで準決勝に進んだ松島輝空=東京体育館この日の準々決勝で松島はベテラン吉村真晴(32)=SCOグループ=に4-1で勝利。粘る相手に手を焼きながらも「最後は向かっていく気持ちで戦った」と振り返った。
張本との対戦については「日本で一番強い選手。自分から向かっていくしかない。しっかり対策を練って、あと1球を取り切りたい」。あくまで挑戦者として臨むつもりだ。
一方の張本は木造勇人(26)=関西卓球アカデミー=にフルゲームの激戦の末に勝利。ただ、第6ゲーム終盤の3点リードを逆転されたことなど「取り切りたいところ取れなかった」と反省。それでも苦戦の中で「リードされた展開でしか味わえない焦りも感じられた」と、厳しい試合を勝ち抜く上での心の準備を収穫に挙げた。
松島との対戦については「お互いに世界ランキングトップ10で、こうなると何でもできる選手ばかり。すごく効く技術なんて持ってない」とし、「最後のラリーで一歩上回れれば」。昨年負けただけに「2年連続で同じ失敗は許されない。リベンジしたいが、彼は去年の彼より強い。どうやって1点をもぎ取るかに集中したい」と力を込めた。