契約更改を終え巨大なハンコを持ち撮影に応じる日本ハム・水谷瞬=エスコンフィールド北海道(撮影・三浦幸太郎) 鮮やかなピンクスーツを身にまとった〝新星〟が充実の表情を浮かべた。日本ハム・水谷瞬外野手(23)が3日、本拠地・エスコンフィールド北海道で契約更改交渉に臨み、年俸560万円から2140万円増の年俸2700万円(推定)でサインした。
「これまでのプロ野球生活と違って『ようやく始まったな』という気持ちでした。1軍で出られるうれしさや、やりがいも感じた」
北の大地でブレークを果たした。昨オフにソフトバンクから現役ドラフトで加入すると、新庄監督の下、才能が開花。プロ6年目の今季、長打力と走力を生かし、出場機会を増やした。プロ初出場や交流戦歴代最高打率(・438)を記録するなど、97試合の出場で打率・287、9本塁打、39打点、4盗塁をマーク。オールスターにも初出場し、「見劣りしない数字は出せた」と手応えを口にした。
〝現役ドラフトの星〟となった。ソフトバンクに在籍していた1年前、1軍出場なしの選手では異例となる契約更改交渉で保留を決断。「たくさん、心ない声も届きました」。悔しさをバネに新天地で躍動。約5倍増の大幅昇給を勝ち取り、「くすぶっている選手も腐らずしっかりとやっていればチャンスは来ると思っていただければ」と力強く語った。
主な現役ドラフト移籍選手さらなる躍進へ、来季の目標に「20本塁打、20盗塁」を掲げ「(新庄監督に)『1番は水谷君でいきます』と言ってもらえるように」。歩みを止めず、スター街道を駆け上がる。(加藤次郎)