7勝目の小島(左)と決勝適時打の高部がヒーローとなった(撮影・加藤圭祐) (パ・リーグ、ロッテ1-0オリックス、11回戦、ロッテ8勝2敗1分、12日、ゾゾマリン)ロッテ・小島和哉投手(28)が7回7安打無失点の好投でチームトップの7勝目(6敗)。序盤から再三のピンチを招いたが直球の精度が高く要所を締め、「走者を出すイニングが多かったですけど、一球一球丁寧に投げることができた」とうなずいた。
1―0の六回には2死満塁のピンチを背負ったが、大里を147キロの外角直球で見逃し三振。18-5と大勝した10日の楽天戦とは一転、オリックス・曽谷との息詰まる投手戦を制し、チームは貯金を今季最多の10とした。
梅雨明け間近、小島は夏到来を見据えた準備を入念に済ませてある。マグネシウム入りの浴槽に浸かり、健康機器で両脚を圧迫し血流を促すことで登板間の疲労回復に努めている。「皮膚からマグネシウムを摂るのは効率がいい。結構、汗をかく方なので飲み物にも気を付けています」と、水分、栄養不足によって筋肉が硬くなるのを防いでいる。
先発のロッテ・小島和哉=ZOZOマリンスタジアム(撮影・加藤圭祐)この日からナインは「BLACK SUMMERユニホーム」を着用。オリーブグリーンとマリーンズ初代(1992―94年)ユニホームに使用されたピンク色が映えるデザインで夏を先取りした。
試合前から断続的に降り続いた梅雨のしとしと雨。今季は雨天の登板が多く、七夕の短冊に「登板日に雨が降らないように」と記したというが、願いはかなわず。それでもエースらしく粘りの投球を貫いた。(横山尚杜)