バンテリンドームで談笑する大島(左)と近本。師弟関係を築いている 中日・大島洋平外野手(36)が11日、阪神・近本光司外野手(27)について語った。心臓の位置の関係で体に負担がかかる? 左投げ左打ちの苦労話をお聞きください。(聞き手・須藤佳裕)
――近本の人柄はどう映っている
「すごく真面目で、研究熱心な子だなと思います」
――同じ選手の立場として、これからどんな数字を残すか、楽しみ
「そうですね。やっぱり左投げ左打ちですし、右投げ右打ちよりも体への負担は大きいと思うので、そういった体のメンテナンスとかは、やっているとは思うんですけど、そういうのをしっかりとしていけば、いずれ大記録とかも手の届く存在じゃないかな、と思います」
――左投げ左打ちの方が体への負担が大きいとは
「心臓とか、人間の体的には内臓の位置って同じじゃないですか。普通の人間は右利きで、右利き(に向いた)のような体になっているのに、左利きだから逆の動きをしないといけないから、普通の人とは負担のかかり方が違うし、そういった部分でたぶん、ケアはよりやっていかないとダメなんじゃないかな、と思って僕はやっていますね」
――負担がかかるのは野球に限らず私生活も含めて
「野球に限らずですけどね。センターとかはそんなにですけど、やっぱり右(利き)に有利なスポーツばっかりじゃないですか。ゴルフも右打ち向けにコースが作られていたりとか。左(利き)は右とは逆に動かないといけないので、かかる負担はちょっと違いますね」
――そういう負担を感じながらプレーしている
「やっている上ではそんなに感じてはいなかったですけど、いろいろと体の構造とかを勉強していく中で、左利きって右よりは不利な部分はあるなって。もちろん左で得をする部分もありますけど、負担がかかるという部分に関して言えば、左の方がかかるんじゃないかなと思っていますね。その分、僕も人よりケアとかそういうものに時間を費やさないと体も壊れていってしまうから、そういう部分には時間をかけていますね」
――どのぐらいの時期に気づいたのか
「ここ最近ですよ。何年かのうちに。いろいろとトレーニングをやっているなかで『そういうことか』みたいな」