メンバー表交換を終え、ベンチに戻る前に一礼する日本ハム・新庄剛志監督=阪神甲子園球場(撮影・岩川晋也) (日本生命セ・パ交流戦、阪神8-3日本ハム、3回戦、阪神3勝、5日、甲子園)阪神時代の本拠地、甲子園球場で勝つ姿を見せることはできなかった。日本ハムは阪神3連戦に全敗。新庄剛志監督(50)の16年ぶりの〝凱旋試合〟は悔しい結果に終わった。
「すごかったですね。俺のおかげ、多少はあるかな。みんな温かい拍手をしてくれて最後の試合、九回に追い付きたかった。そしたら延長で盛り上がった」
0―4の六回に4番・野村の適時打などで3点を奪い、1点差に追い上げた。しかし同点にできず、八回に堀がつかまって万事休す。虎にやり返すことはできなかった。
注目の3連戦とあって、全日程で観衆が4万2000人を超える満員御礼。連日、古巣のファンからも歓声を浴びた新庄監督は〝帰郷〟を大いに楽しんだ。
試合前のメンバー表交換後、「記念に」とグラウンドからスマートフォンで自撮りした。バックスクリーンを背景にパシャリ。笑顔で応じてくれた阪神ベンチをバックにパシャリ。最後に日本ハムの選手とベンチ前で記念撮影を行うパフォーマンスで沸かせた。
日本ハムと阪神はともに最下位。BIGBOSSは、5連勝とした古巣について「これをきっかけにしてほしい。タイガースが勝ってプロ野球を盛り上げてもらわないといけないと思う」と敵ながらエールを送った。
チームは4連敗。7日からは札幌でDeNA、中日と6連戦を迎える。甲子園に比べれば「(球場の)盛り上がり方がちょっと下がると思うから、その辺、選手がどう切り替えてくれるか」と奮起に期待した。(箭内桃子)