大相撲春場所5日目(17日、エディオンアリーナ大阪) 幕下でひと際大きな拍手を受けるウクライナ出身の西幕下17枚目・獅司(25)が長内(23)を寄り倒して3連勝。勝ち越しに王手をかけた。
十両土俵入り前で客の入りがまばらな中、「ウクライナ出身」と紹介されると大きな拍手につつまれた。左四つに組んで攻め切る快勝だったが、リモート取材には応じず引き揚げた。
ウクライナ初の力士。ザポリージャ州メリトポリ市の出身でレスリングから相撲に転向し、欧州選手権優勝の実績も持つ。入門を目指して平成30年に来日し、令和2年春場所で初土俵を踏んだ。母国が戦火に巻き込まれる中、遠く離れた土俵で力を見せている。