会見する女流棋士の西山朋佳白玲=26日午前、東京都渋谷区(酒井真大撮影) 将棋の西山朋佳女流四冠(31)=白玲・清麗・女流名人・女流王将=が26日、東京都渋谷区の将棋会館で会見し、棋士資格の権利を行使すると表明した。日本将棋連盟が申請を受理。来年4月に史上初の女性棋士(フリークラス)が誕生する。
西山女流四冠は今月10日に女流タイトル最高位・白玲の通算5期獲得で「クイーン白玲」の称号とともに、女性で初めて「棋士」の資格を獲得。態度を保留していた。
将棋の棋士は男女に門戸が開かれているが、これまで女性になった者はいなかった。棋士と女流棋士は別制度で、棋士になるにはプロ養成機関の奨励会で四段に昇段するか、公式戦で規定の成績をあげて受験できる編入試験の合格が条件。西山女流四冠は奨励会で最高段位の三段に昇段したが、2021年に奨励会を退会して女流棋士に転向。24年から25年にかけて挑戦した棋士編入試験は不合格だった。