「VIVANT」で主演の堺雅人。日曜夜はやっぱり別班!? 「プロ野球の世界で三冠王が達成された同じ年に、中央競馬の牡馬クラシック3冠馬が誕生したケースは、過去に1度だけです。きょうは史上2度目の歴史的瞬間を目撃できるかもしれません。これ、虎のソナタのネタにピッタリでしょ?」
菊花賞のレース直前。当番デスク席の澄田垂穂は一生懸命に調べたであろうデータを報告してきた。タテジマの至宝・佐藤輝明が三冠王に輝いたから、〝最強〟ロブチェンも。誰もが思う。単勝1.8倍。だから、たぶん…。
が、データを調べたら、記録は途絶えるといわれる。ノーヒットノーラン進行中に「誰以来かな?」「何人目かな?」と調べた途端にヒットが出てしまうのと一緒。
菊花賞でも悲しき「あるある」が起きてしまった。ロブチェンは、見せ場すらなく、まさかの14着に沈む。やっぱり3冠は至難の業なのだ。
ちなみに、澄田デスク調べの「三冠王と牡馬3冠馬が同時に誕生した」たった1度のケースは1984年。阪急(現オリックス)をパ・リーグ優勝に導いた最強助っ人・ブーマーと、無敗で3冠を達成した「皇帝」シンボリルドルフが燦然と輝いた年だった。
あの年の日本シリーズは、今では信じられないぐらいに盛り上がっていなかった。大学の帰り道、「シリーズでも見に行こう」と友人に誘われ、阪急の本拠地・西宮球場に寄ったら、あっさり内野のいい席に座れた。当日券を普通に売っていて、行列もなく買えたのだ。