37歳となった中村に本塁打王6度の風格が漂う(球団提供)
中村は21歳だった2005年6月、本紙の連載企画で、山盛りのご飯を手に笑顔。当時、好きな言葉を「おかわり」と答えていた
別メニューでの調整が続く中村。同い年の栗山(右)と切磋琢磨(せっさたくま)してきた (撮影・塩浦孝明) ギャラリーページで見る 12球団のキーマンに迫るインタビューの第7回は、プロ20年目を迎えた西武・中村剛也内野手(37)。宮崎・南郷キャンプの第1クール中に左ふくらはぎの違和感を訴え、別メニューでの調整が続くが、経過は良好。現役最多の通算424本塁打を誇るスラッガーが挑むものは-。本塁打の魅力や同期入団の栗山巧外野手(37)への思いなども語り尽くした。
(取材構成・湯浅大)
--けがもあり、キャンプの調整プランの変更を余儀なくされた
「まだ全体練習にも入れていないけど(取材した11日時点)、バッティングはできるので。その辺はしっかりやっていこうと思っています」
--少しずつ段階を踏んでいる
「だいぶ良くなってきているので、慌てずにしっかりやりたいです」
--3月のオープン戦では実戦に
「そこは、そうですね」
--プロ20年目の春季キャンプ。若い頃とは捉え方が違う
「若いとき、レギュラーになる前はアピールというか、どんどんやっていくという感じでした。今はアピールも大事だけど、それよりも自分の体調に合わせて、しっかりやるときはやって、休むときは休む。(ペースを)落とすときは落として、みたいな感じでメリハリをつけてやるようになっていますね」
--120試合制の昨季、本塁打は7年ぶりに1桁(9本)だった
「本当にショボい成績。死球を食らったり、ちょっとしたけがもあって、うまくいかないシーズンでした。だから今年は、もうけがをしてしまったけど、しっかり治してシーズンを戦えるようにとは思っています」
--改めて本塁打の魅力は
「どうだろう。分からないです(笑)」
--単打や二塁打とは喜びが違うのでは
「それは、そうですね。ホームランを打つことで確実に点が入る。言い方が悪いかもしれないけど、手っ取り早い得点手段だと思います。(走者なしからでは)単打1本でも、二塁打1本でも点は入らない。当たり前ですけど、ホームランは1本打てば点が入る。そこは魅力ですよね」
--好きな弾道は
「昔は滞空時間が長い方がいいと思っていましたけど、最近は外野フェンスを越えたらいいかなと」
--通算424本塁打。若手時代にヘッドコーチとして指導を受けた土井正博氏は465本で41本差
「土井さんに『ホームラン数を抜かしてくれよ』と、よく言われていました。抜きたいですね」
--頑張れば今シーズン中に
「(笑いながら)そんな、むちゃなこと言わないでよ。まあ、抜ける可能性はなくはないですかね」
--4番へのこだわりは
「別にないです。チームのことを考えると、いくら僕が調子良くても4番を打っているようじゃアカンと思う」