一年の計は元旦にあり。山田は、3つの誓いを掲げた。
「WBCの目標は世界一です。チームでは、日本一になれなかったので、次は(なりたい)。3年連続トリプルスリー? できるかは分からないけど、それを目標に今年も頑張りたい」
昨季は史上初の2年連続トリプルスリーを達成。今季年俸は1億3000万円増の3億5000万円で、球団の日本選手歴代最高額となった。だがチーム成績は5位に終わり、唇をかんだ。
「悔しい思いが強かった。やっぱりチームワークが大事なので、投手と野手がかみ合うようにしていかないといけない。チーム一丸で」
今年も個人記録で目指すのはトリプルスリー。3年連続の達成なら、自身が9歳だった2001年以来16年ぶりの「日本一」も見えてくる。
レギュラーシーズン開幕直前にはWBCが行われる。WBC日本代表に初選出された24歳は過去3大会で印象に残るシーンを、こう振り返った。
「すごくあります。イチローさんのセンター前ヒット、福留さんのホームラン、あと鳥谷さんの盗塁です」
真っ先に浮かんだのは09年の第2回大会決勝・韓国戦でイチローが放った決勝の中前適時打。さらに06年第1回大会準決勝・韓国戦での福留の代打先制2ラン、13年第3回大会2次ラウンド・台湾戦で井端の同点中前打を呼び込んだ鳥谷の二盗も挙げた。先輩が活躍した姿は、今も目に焼き付いている。そんな憧れた場所に、初参加する。