年の瀬だろうが、冷たい雨が降ろうが関係ない。大谷は千葉・鎌ケ谷市の球団寮に隣接する室内練習場に姿を見せた。打者として投球マシンを相手に約1時間の打ち込みを行うと、次は投手として投球フォームのチェック。鏡を見て体の動きを確かめながら、ネットに向けての投球を繰り返した。
「まだネットを相手に投げている段階ですが、徐々にペースを上げていかないといけない」
来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)制覇、そして日本ハムの2年連続日本一へ。さらなる飛躍を期す5年目に向けて鍛錬に余念がないが、その合間に別の準備も着々と進めていた。
「英語ですか? 趣味としてやっています」と英会話などを勉強していることを明かしたのだ。実際、英語力は相当なもの。今年、本拠地の札幌ドームのロッカーが隣だったメンドーサとは常に英語でコミュニケーション。メンドーサは「すぐ覚えるし、のみ込みが早い」と、言語能力に太鼓判を押した。2月の米アリゾナキャンプについても「(言葉に)苦労はしませんでした」と大谷は振り返った。