FA戦線が開幕した。オリックス関係者によると、この日、糸井に動きはなかったもようだが、FA権行使は確実で、1日以降に申請を持ち越した形。獲得を目指している阪神は交渉解禁日となる「11・11」に速攻アタックを仕掛ける方針を、この日までに固めた。
「宣言するかどうか現時点では分かりかねるが、宣言した場合は、最大限、誠意を示したい」と球団幹部が説明した。
攻撃力アップ、主軸の獲得という金本監督の意向に沿う形でFA補強を糸井に一本化。3年以上の大型契約を用意し、電鉄本社サイドからもゴーサインを得た。その後、糸井自身に在阪志向が強いことや、かつて虎党だったことが判明。左膝に古傷があることなどから天然芝に魅力を感じているという情報を含め、交渉前にして虎の絶対優勢が伝えられている。その流れに逆らうことなく「11・11」に三顧の礼で迎えようというわけだ。