(練習試合、阪神17‐2福井、17日、鳴尾浜)阪神・伊藤隼太外野手(27)が17日、BCリーグ・福井との練習試合(鳴尾浜)で「1番・中堅」で今季初出場した。キャンプイン直前の1月末にウエートトレーニングで右肩を痛め、ようやくの実戦復帰。四回に右翼へ2ランを放ち、遅ればせながら上々のスタートを切った。
滞空時間の長い打球が右翼の防球ネットに突き刺さると、スタンドから歓声がわき起こった。12点と大量リードの四回二死一塁。伊藤隼が自らの復帰に花をそえる今季1号の2ランを放った。
「試合の結果はうれしいです。(走攻守)すべてのプレーが普通にできました。一歩、二歩と進むことができたと思います」
3番手・内藤の136キロの直球を伊藤隼らしく引っ張った。一回は四球で歩くと、三回にも四球を選び、たまったうっぷんを4打席目にぶつけた。
相手がBCリーグとはいえ、復帰戦でいきなり1本塁打、2四球。キャンプ前に負った右肩のけがから復活した若虎について、掛布2軍監督は「結果が出たね。ファームの外野争いも激しくなるんじゃないかな」とうれしい悲鳴をあげた。
「いいスタートを切ることができました」
中堅の守備も無難にこなし、走塁でも機敏な動きをみせた。1軍ではD1位・高山俊外野手(明大)ら若手の外野争いが激化。かつてのドライチが苦難を乗り越えて反撃開始だ。(柏村翔)
「投げる機会などたくさんの経験を積ませていただいた。感謝の気持ちを持って投げました」