英才教育が実を結んだ。5歳から父・浩さん(44)が指導するバドミントンクラブで競技を始めた。「(本音では)やらせたくなかった」という父から課された1日3000回の素振りメニューを週2日。4カ月も耐えて、父を根負けさせた。趣味は壁打ち。シャトルで打ち続けた部屋の壁は、5年の歳月をかけ今年3月に穴が開いた。
「次元が違いすぎる。何カ月前はランドセルを背負っていたのに、大人顔負けの技術がある。(2020年)東京五輪に間に合うかも」。試合を視察した日本代表の舛田圭太コーチ(35)は目を丸くした。
奈良岡の夢はもちろん「東京五輪で金メダル」。36項目あるという自身の目標を達成した先に、夢の実現が待っている。 (角かずみ)