場外のイチョウ並木が黄金に色ずく聖地・秩父宮で、深紅の帝京大ジャージーが輝いた。唯一の全勝決戦をFW戦で制しての開幕6連勝。副将のPR森川由起乙(4年)が、分厚い胸を誇らしげに張った。
「ミスが多くて、最後まで帝京の形には持っていけなかったが、前半のモールで3本取れたのがいちばん大きかった」
ともに強力FWが武器だが、8人の闘争心で相手を上回った。0-3の前半13分、ゴール前の相手の反則でPGを狙わずタッチキック。ラインアウトからラックサイドを突破してFLマルジーン・イラウア(3年)がインゴールをこじ開けた。
26分はラインアウトからモールを押し込みHO坂手淳史(3年)がトライ。37分には再びモールからLO金嶺志(2年)が左隅に飛び込んだ。帝京大の今季トライ数はBKは43でFWは22。大学屈指のBKの決定力を誇るが、この日は全5トライ中4本をFWが奪い、明大をねじ伏せた。